たこ岩
たこ岩 撮影 nakachan

ゴッホ、モディリアーニに
続いて見た画家のDVDはクリムト(制作オーストリア フランス ドイツ イギリス )2006年 でした。コレも貸してもらいました。クリムトの絵の本物は一度だけ近代美術館で見たことがあります。クリムト・・・好きな人結構居るんじゃないでしょうか。女性の表情 描き方、官能的な、背景、金粉を使う、、など他には見かけない描き方ですね。→
ダスタフ・クリムトWikipedia

映画の感想は書きようがなく書かないつもりでしたが、ストーリーをこちら→クリムト  Movie Walke  で確認と、あ、そうだったのか、、と分かって来て、ただの伝記映画としてではなく凝った作りの映画だったんだ、、、と改めて分かりました。
映画を見るまでクリムトについては、実家が彫金師、だったくらいしか知りませんでした.

良く見直すと、1900年 当時の保守的であったウィーンの雰囲気も分かります。クリムトちょうど今年になってからパプスブルク家関連の本を冊か読んでいましたが、パプスブルグ家も終焉を迎える頃です。世紀末的なウィーンです。この頃のウィーンの芸術にも興味を持ったところでした。退廃的、終末的な感じのする。。。画家が集まるパリにクリムトは行くことはありませんでしたが、パリでは彼の絵は絶賛されウィーンでは当時は白眼視されてかもしれません。でも自分の芸術を貫く人でゴッホやモディリアーニと比べたら、早くから才能を認められ成功した人だったと思います。愛人や子どもはたくさん居ますが、正式な結婚はせず55才の若さでこの世を去りました。
解説を見るまで、良く映画の内容が分かりませんでしたが、なるほど、、個性的な作品が生まれた背景がちょっとは分かるかな。。ってところです。

ちょうどど図書館に一冊だけクリムトの本があったので借りました。クリムト 金色の交響曲  画家、絵画ってそれだけではなく、宗教や、音楽や哲学 文学にもつながり影響し合うものなんですね。だから精神、思想、人間の神秘、生と死、宗教なども内面に現れている、、と言うことのようです、、本を読みますとですが。

パリとウィーンなら私は行けるとしたらウィーンに行きたいですね。クリムトの壁画や、室内装飾も見られる、そして音楽家を数多く輩出したウィーンへ。。。。
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